
投資をして一発あてたいですが、何かいい投資方法はないですか?
このような疑問に対して記事を書きました。
この記事を読んでわかること
- わたしの投資における失敗と後悔について
- わたしが実体験から投資初心者の方におすすめな投資方法
わたしは10年以上前から投資をスタートしました。
2020年頃から投資方法を徐々に見直して
投資成績は徐々に好転してきましたが、最初のころは本当にひどいものでした。
当時の投資方法を振り返って考えたとき
「おまえ、それはただの養分だろ」
間違えた行動をしまくっていたことを改めて痛感しました。
断言します。
昔の私と同じ投資スタンスで考えていたら、ほぼ100%投資で損失をだし投資の世界から退場することとなるでしょう。
世はそんな人のことを「養分」だといいます。

今回はそんな過去の私の失敗と後悔から
投資初心者の方におすすめしない投資方法を軸に紹介していきます。
わたしの投資での失敗と後悔について
まずわたしが投資を始めた頃のスタンスと投資手法について紹介します。
- テクニカルのみによるスィングトレード
- 雰囲気買い
- 投資で一発当てるスタンス
注意
トレードで利益を出されている方もいるし、テクニカル分析を否定している訳ではありません。
あくまで投資初心者の入り口としておすすめしません。
今だからわかるのですが、昔の私の投資手法はダメダメでした。
- 短期投資
- ギャンブル投資
- ルールがない投資
いまふりかえってみて、改めてひどい投資だったと思います。

わたしはテクニカルのみで、大して調べもしない株を雰囲気で購入
ロスカットのルールも守れず、株価が下がったら狼狽売りしていました。
その結果、高値掴みをして株価が大きく下がったところで失禁売却する「市場の養分」状態になってしまいました。
また、テクニカル投資家が好む株の傾向で
短期間で儲けるためにボラティリティ「株価の値動きの幅」が大きい銘柄が好まれ
ボラティリティが大きいと株価が下がりだしたらとことん下がるので
中途半端な方針とメンタルのわたしはどんどん資金が溶けていきました。

そうはいうけど、ロスカットを早めにしたらいいだけなのでは?
エントリーしたときは
株価が5%下がったらロスカットしようと決めているものの
いざ株価が下がり出すと
「もうすこし下がったら反発してくるはずだ」
「ここでロスカットしたら◯◯円お金がなくなってしまう」
こういった心の声が聞こえてきて、なかなか含み損がでた株の損切りができないのです。
投資初心者あるあるですが、ロスカットは想像以上に難しいです。

また、ロスカットしたと思ったら反発してきたりすることもあり
ロスカット自体を疑うことになって、、こんなことが続きルールが完全に崩壊してしまいました。
運良く利益が出るトレードもありましたが、3年ほどの間に100万円で始めた資金は約半分にまで溶けてしまいました。
このことから、特に初心者の方には「テクニカル分析からのトレード」から投資をスタートすることは絶対におすすめしません。
テスタさんのように自分のルールが守れて、チャートをずっと追える環境でトレードに専念できるならテクニカルトレードで勝負することも否定はしません。
でもこのようなやり方で勝てるのはごく一部の人で、その一部の勝者の下には無数の屍が横たわっている事実も知っておきましょう。
多くの方は仕事をしながらのトレードになるので、屍になる可能性が高くなります。

わたしが実体験から投資初心者の方におすすめする投資方法
続いて、数多の失敗を重ねてきた実体験から
投資初心者の方におすすめする投資方法を紹介します。
おすすめ投資方法
- インデックス投資
わたしはこの他に「バリュー投資」や「高配当株投資」もやっていますが、初心者の方におすすめできるのは圧倒的に「インデックス投資」です。


インデックス投資ってよく聞きますが、どんな投資方法ですか?
まずはインデックス投資について知っていきましょう。
インデックス投資とは
インデックス投資とは、市場全体を反映する指数(インデックス)の動きに連動した運用を目指す投資手法です。
特定の指数の代表としては、日経225やTOPIX,ダウ、S &P500のようなものがあげられます。
インデックス投資のメリット
- 市場全体に投資するので分散が効いている
- 運用コスト「手数料」が安い
- 市場の動きに連動するので動きが分かり易い
- 積立して放置するだけなので手間がかからない
- 少額投資が可能
- 新NISAに対応しているものもある
- 仕事をしながらでも投資できる
インデックス投資のデメリット
- 市場の動きを上回る成績は上げにくい
- 元本割れのリスクがある
- 短期投資には向かない
- 淡々と積立するだけなので面白みには欠ける
この「インデックス投資」については、こちらの記事でもう少し詳しく解説しています。
こちらもCHECK
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凡人にとって最強の投資方法「インデックス投資」とは?
続きを見る

ほったらかしでいいのは魅力だけど、平均的なリターンしかないんじゃあまり儲からないのでは?
たしかに、市場の平均以上の利回り「リターン」は期待できませんが、この市場の平均利回りも決して馬鹿にはできません。
主要なインデックス投資の利回り「リターン」を見ていきましょう。
インデックス投資の利回り
インデックス名 | 1年平均利回り | 5年平均利回り | 10年平均利回り | 20年平均利回り |
日経平均株価 | 19.3% | 12.5% | 9.7% | 6% |
TOPIX | 25.6% | 15.4% | 10.8% | 6.5% |
ダウ | 29.3% | 16.8% | 13.9% | 8.9% |
S &P500 | 39.6% | 16.8% | 13.9% | 12.3% |
「myINDEX参照」、令和7年4月時点における利回り
ここ数年は特に市場の成長が著しかったのですが、一般的には4〜7%の平均利回り「リターン」が期待できると言われています。

指数といってもどの市場を選択するかで期待リターンも相当違ってきます。
どのインデックスでも短期的には損失がでる可能性があります
でも歴史的には10年以上長期で運用することで、4〜7%の平均利回りに収束していく傾向にあります。
つぎに、インデックス投資の期待リターンにおける投資シミュレーションをしてみましょう。
注意
短期的には株価の下落や暴落により損失がでることもある。
このシミュレーションでは、分かりやすく説明するために下落や暴落は考慮しませんが
実際に投資をするとわかりますが、一直線に株価が高騰していくなんてなく、株価の下落や暴落は必ず起きます。
その注意を踏まえてごらんください。
インデックス投資におけるシミュレーション
※スクロールできます。
投資額 | 期待利回り「リターン」 | 5年後 | 10年後 | 20年後 |
500万円 | 4パーセント | 6,083,265円 | 7,401,221円 | 10,955,616円 |
6パーセント | 6,691,128円 | 8,954,238円 | 16,035,677円 | |
8パーセント | 7,346,640円 | 10,794,625円 | 23,304,786円 | |
10パーセント | 8,052,550円 | 12,968,712円 | 33,637,500円 |
あくまで目安なんですが、高い利回り「10%」だと20年後には3,000万円を超すことも期待できることがわかります。
ただし、あくまでシミュレーションの話で、実際は株価の下落や暴落は定期的に起きるものなので、損失がでる可能性もあります。
インデックス投資における暴落の付き合い方についてはこちらの記事で解説しています。
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(初心者必見)暴落時におけるインデックス投資の心構えについて
続きを見る
インデックス投資について深く知りたい方におすすめなのは名著を読むことです。SNSで出回っているような安い情報ではなくしっかり分析と根拠と理論が備わった深い知識を得ることができて迷った時や不安な時の道標になってくれるでしょう。
この本はインデックス投資の情報発信者なら必ずといっていいほど紹介している本です。
でもそれだけ価値のある情報を得ることができます。

実際にわたしも2021年からNISAを利用してインデックス投資を始めたのですが、途中コロナショックで大暴落を経験しつつ、資産の増加につながりました。
インデックス投資を活用した現在のわたしの資産額はこちらです。
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40代凡人のわたしの資産額を公開します。(令和7年4月現在)
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まとめ
今回の記事をまとめます。
負け続けていた頃の投資手法
- テクニカルのみによるスィングトレード
- 雰囲気買い
- 投資で一発当てるスタンス
短期トレードで結果をだしている人がいることも事実ですが、生半可なことをすると即退場となります。

数多の失敗を重ねてたどり着いたおすすめ投資方法はこちらです。
おすすめ投資方法
- インデックス投資
インデックス投資は一度積立設定を行ったら
後は資金管理やポートフォリオ管理だけで、やることがなくてある意味退屈な投資手法です。
でもだからこそ難しい技術は必要なく誰でも再現性高く資産形成を行える可能性が高いです。
資産運用は信託会社がやってやってくれるので、働きながらでも投資ができるのがありがたいですね。

長期投資と短期トレードは、ルールがまったく違うので
長期的に積立ができるよう資金管理もしっかり行う必要がでてきます。
もはや長距離マラソンだと思って頑張っていきましょう。
今回は以上です。