
投資で着実に勝ちたいです。
なにかおすすめの学び方はないですか?

このような疑問に対して記事を書きました。
この記事を読んでわかること
- (2025年最新)本当におすすめできる「投資本」5選
- 本を読んで得られた「勝つためのポイント」
こんにちは、サイドFIREを目標に資産形成に励む40代凡人「ひでお」です。
わたしは、2020年頃より本格的に資産形成を始め、資産も2,000万円に到達しました。
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わたしの資産が増えた大きな要因は「投資」によるものなんですが、最初から順調にいっていた訳ではありません。
何年もの間、市場のカモとして負け続けていました。
ただ、ここ数年は投資成績が上がっている訳なんですが、その理由は自分の中に軸ができたことなんです。
この軸は、「負け続けた経験」と、本で得た「本質的な考え方」によって身につけることができました。

負けた経験がなかったら、本を読んでも本質部分が心に刺さらなかったので、負ける経験も必要だったと今になって思います。
今回は、わたしが投資で勝てるきっかけとなった「本当におすすめできる投資本」を厳選して5冊紹介していきます。
わたしが投資で勝てるきっかけとなった「本当におすすめできる投資本」5選
さっそくですが、 本当におすすめできる投資本は、以下のとおりです。
投資本5選
- 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください
- 敗者のゲーム
- 投資で一番大切な20の教え
- 貯金40万円が株式投資で4億円
- 50万円を50億円に増やした投資家の父から娘への教え

名著から最近の本まで幅広くピックアップしてみました。
おすすめ本1「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください」(山﨑元)
1冊目は、分かりやすさと実践のしやさで選んだ本で、「投資の入門書」として最適です。
この本は、お金に対する真実がずばっと書かれています。
この本のポイント
- 生命保険は基本不要
- 銀行の商品はゴミばかり
- 投資をするならネット銀行一択
- 投資は新NISAとiDeCo活用し、手数料の安い投資信託
この本は、投資の知識がなくてもスラスラ読めるうえにとても本質的な内容となっているので、「投資初心者はもちろん経験者にもおすすめできる1冊」です。

わたしは既に資産形成中なんですが、この本を読んでわたしの資産形成の方向性を再確認することができました。
わたしは、元々、「リベシティ」のYouTube動画で紹介されていたのがきっかけで読んでみたのですが、これが分かりやすくてとても良かったです。
これから投資をやってみたい方の入門書として間違いない一冊です。
そして、おそらく多くの人が個別株投資やレバレッジ投資など一周回ってこの本に戻ってくると思います。
つまり、この本に「投資の正解」がシンプルに書かれています。

結局、お金を増やす方法は簡単でシンプルなんですね。
また、著者の山﨑元さんは2024年1月に食道がんでお亡くなりになられたのですが、その闘病中に大学生の息子様のために書かれた著書は涙なしには見ることができない一冊です。

わたしも2児の父親として共感できる部分が多く、胸に込み上げるものがありました。
おすすめ本2「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス)
続いては、「世界的な名著」です。
本のポイント
- インデックス投資を「長期間ぶれずに続ける」ことが最適解
- 大半の「アクティブファンド」は「インデックスファンド」より成績が低い
- 「稲妻が輝く瞬間」を逃すと投資のリターンが著しく低くなる
この本は、「投資における最適解は、インデックス投資を長期間継続すること」を、膨大なデータから説明されています。
結構、YouTubeでも紹介されているので、概要はわかると思います。
インデックス投資を長期間投資することが最適解だとわかっていても、実際にやってみると分かりますが、この単純なことを長期間続けるのはとても難しいです。
- 短期でもっと儲けたい
- 市場平均のリターンはつまらない
- 暴落時は手放したい
このように市場に居合わせると、常に欲望や恐怖に襲われるので、当初の投資方針がいつの間にかブレてしまいます。
投資方針のブレの例
- 「長期投資」をしていたのに、いつの間にか「短期投資」になっていた。
- 「インデックス投資」をしていたのに、いつの間にかタイミング投資(アクティブ投資)になっていた。
- 「余裕資金で投資」をしていたのに、いつの間にかフルインベストメントになっていた。

わたしも暴落に備えキャッシュは多めに持っておく方針が、気がついたら全力投資になってしまっています。
この本を読んでおくと、「インデックス投資をたんたんと続けることが歴史的にも理論的にも最適解」だということが腹落ちできると思います。
著者の思いではなく、これまでの歴史のデータの裏付けがあるので説得力が段違いで、暴落時の握力強化につながることは間違い無いです。
最後に、この本の超有名フレーズを一つ紹介します。
投資家は、稲妻が輝く瞬間に市場に居合さなければならない

何度も読み返すべき良書だと思います。
おすすめ本3「投資で一番大切な20の教え」(ハワードマークス)
3冊目は、「投資で市場平均(インデックス)に勝つために大切なこと」が書かれた一冊です。
この本のポイント
- 投資で勝つためには2次的思考が重要
- テクニックではなく、本質的な考え方が分かる
- ディフェンシブ投資のすすめ
この本も解説動画があります。
なんとこの本、ウォーレンバフェットが「極めて稀に見る実益がある本」だと大絶賛する超良書なんです。

いやいや、これまで市場平均には勝てないから、インデックス投資をおすすめする本ばかりだったじゃないか怒
こういった声が聞こえそうですが、この本でも「市場平均に勝つことは困難であること」を認めつつ、「市場平均に勝つための本質的なエッセンス」が20個も紹介されているのです。
一番大切な20の教え
- 二次的思考をめぐらす
- 市場の効率性(とその限界)を理解する
- バリュー投資を行う
- 価格と価値の関係性に目を向ける
- リスクを理解する
- リスクを認識する
- リスクをコントロールする
- サイクルに注意を向ける
- 振り子を意識する
- 心理的要因の悪影響をかわす
- 逆張りをする
- 掘り出し物を見つける
- 我慢強くチャンスを待つ
- 無知を知る
- 今どこにいるのかを感じとる
- 運の影響力を認識する
- ディフェンシブに投資する
- 落とし穴を避ける
- 付加価値を生み出す
- すべての極意をまとめて実践する
この本は、具体的なテクニックというより、本質的な考え方について書かれており、投資初心者にはやや難解な部分もあるかもしれません。

わたしも途中で難解すぎて読み飛ばした章もあります。
ただ、どれか一つでも理解すると、なぜ今まで自分が投資で勝てなかったのか、どうすれば勝てるようになるのか、こうした本質を掴めるヒントは確実に落ちています。

わたしは「二次的思考をめぐらす」「振り子を意識する」「逆張りをする」「我慢強くチャンスを待つ」このあたりの教えは目から鱗でした。
まさに投資で勝つための本質が詰まっている一冊です。
おすすめ本4「貯金40万円が株式投資で4億円」(かぶ1000)
4冊目は、「投資で億り人となった方」の一冊です。
本のポイント
- バリュー株投資の王道本
- バリュー株の分析方法やスクリーニング方法
- ネットネット株の紹介
この本は、40万円の元手を4億円以上に増やした現役投資家「かぶ1000さん」の著書です。
わたしがバリュー株投資を始めるきっかけとなった本で、「バリュー投資」「長期投資」について解説されています。
タイトルは派手なものの、内容は堅実で、「どかんと一発当てるより着実に再現性高く資産を形成する」方法です。

投資で一発当てたい人には不向きな手法かもしれません。
この本もYouTubeでも解説動画があります。
この本で紹介されている超バリュー株である「ネットネット株」について、実際にスクリーニングしています。
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おすすめ本5「50万円を50億円に増やした投資家の父から娘への教え」(たーちゃん)
5冊目は、「投資で50億り人となった方」の一冊になります。
本のポイント
- バリュー株投資の詳細解説
- バリュー株投資の分析方法やスクリーニング方法
- チャンスが大きい「シクリカルバリュー株投資」の詳細解説
この本は、医師であり投資家でありながら、50万円の初期投資額を80億円以上に増やした「たーちゃん」の著書です。
かぶ1000さんと同様、バリュー株投資をメインとしながら、さらに「シクリ株」という景気敏感株の景気サイクルが回復するタイミングで投資することで、圧倒的なパフォーマンスを出すことが可能だということで、そのスクリーニング方法や分析方法が詳細解説されています。
- シクリ株は景気の変動によって大きく株価が動く株
- シクリ株で勝つには、景気循環のフェーズを理解する必要あり
- シクリ株においても割安さは大切
- 業種ごとの景気サイクルを理解し、底入れ期〜回復期で仕込む
- 業績が低迷していて、黒字より赤字の方が狙いやすい
株式投資を行う上で、現在赤字の企業の方がチャンスが大きいというのは、わたしの常識にはない考えだったので、本当に目から鱗でした。
この動画でもかなり手法を公開されていて、目から鱗の情報満載です。
なぜ、ここまで手の内というか、圧倒的パフォーマンスの秘密を公開されているのかというと、この「たーちゃん」は、現在末期がんで、余命宣告を受けている状態です。
ただ、現在大学生の娘様が将来お金に困らないように、と娘様への遺言も兼ねて執筆されたということ。

目から鱗であるとともに、とても深い分析で、そりゃこれだけやっていれば株で財を成せるのも頷ける内容です。
「かぶ1000さん」も「たーちゃん」も基本路線はバリュー株投資なので、2冊合わせて読むことで、よりバリュー株投資におけるメソッドやエッセンスを吸収しやすくなると思います。
本を読んで得られた「投資で勝つためのポイント」
ここからは、わたしが本を読んで得た「投資で勝つためのポイント」について紹介します。
- 投資で勝つためのルールを知る
- 自分の頭で考えて(納得して)投資をする
一概に投資といっても、選択する種類によって「勝ち方が大きくちがう」ことが大きなポイントです。
- インデックス投資→長期で継続して投資し続ける
- 個別株投資→自分の勝ち筋(軸)でぶれずに投資
インデックス投資は、長期的に世界の成長に投資をしていくものなので、長期間継続して投資をし続けることが、勝ち筋です。
逆に短期売買やタイミング投資は向かず、何も考えずひたすらコツコツ投資を継続し暴落が起きても保有・投資し続けることが最適解です。
個別株投資は、周りの意見ではなく自分で考えて自分の勝ち筋を作ることが最適解です。
過去、わたしが勝てなかったのは、世間的に注目を浴びている(しかも実績の伴わない)銘柄を、雑誌や周りがいいと勧めてきたらという理由だけで安易に投資していたからです。
つまり、自分の頭で考えていなくて、勝ち筋(ストーリー)も全くない状態でした。
そんな状態で株に嫌気がさしていた頃に読んだのですが、とても胸に刺さったことを覚えています。
バリュー株投資をするということは、現在の株価と本来の価値を比較する必要があり、つまりその銘柄の本来の価値を見極める必要がでてきます。
現在、わたしが銘柄を購入する前にやっている「本来価値の見極め作業」がこちらです。
- 財務分析
- 今後の業績予想
- セクターの景気循環
- チャートやPER、PBRから割安感が高いタイミングを探る
これは結果としてのアクションですが、これをやったからといっても当然、含み損を抱えることもあります。
ただ、自分の中で勝ち筋(ストーリー)があるので、そのストーリーが崩れるまでホールドすることができるようになりました。
この自分の中の勝ち筋は、「過去の自分の反省点」×「本から得た本質」で得たものです。
今回紹介した本は、薄い表面上のテクニックではなく、まさに「投資の本質」を学ぶことができます。
まとめ
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今回の内容をまとめます。
投資で負け続けたわたしが、勝てるきっかけとなった「本当におすすめできる投資本」はこちらです。
投資本5選
- 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください
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- 投資で一番大切な20の教えcreated by Rinker¥1,980 (2025/12/01 18:43:44時点 Amazon調べ-詳細)
- 貯金40万円が株式投資で4億円created by Rinker¥1,485 (2025/12/01 18:43:44時点 Amazon調べ-詳細)
- 50万円を50億円に増やした投資家の父から娘への教えcreated by Rinker¥1,683 (2025/12/01 18:43:45時点 Amazon調べ-詳細)
本を読んで得られたもの
- 投資で勝つためのルールを知る
- 自分の頭で考えて(納得して)投資する
わたしは、本を読んで投資方針を徐々に変えていった結果、投資成績も上がり資産2,000万円に到達しました。

インデックス投資と個別株投資の2軸で投資しています。
相場が良かっただけでは?と思われるかもししれませんが、わたしの投資成績は常に順風満帆というものではなく、2度の暴落も経験しました。
ただその上で投資成績を伸ばせているのは、自分の中でしっかりと軸というか信念が生まれたからです。
今回紹介した本は、そんな軸をもつきっかけになる良書ばかりですので、どれか一冊でもいいので手にとって読んでみてください。
それでは以上です。





