
高配当株投資をやってみたいけど、分析とかむずかしすぎます。
とりあえずさくっとやってみたいんですが、おすすめな始め方ありませんか?

このような悩みに対して記事を書きました。
この記事を読んで分かること
- 超初心者におすすめな高配当株投資の始め方
- 高配当株を始めるための予算の目安
- 高配当株投資をやる上での鉄則
こんにちは、わたしはサイドFIREを目標に日々、資産形成にいそしむ40代会社員「ひでお」です。
わたしは、2020年から本格的に資産形成を始め、資産2,000万円を達成しました。
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さらに今年からお金の勉強・実践コミュニティ「リベシティ」に入会し、高配当株投資にも挑戦中です。

引用元:リベシティHP

現在は、年間で136,000円(月1万円程度)の配当金を受け取れるようになりました。
正直、高配当株投資は、難易度が高い投資方法なので、「かんたんに」「さくっと」できるようなものではありません。
IRや決算書などで財務分析をしたり、購入タイミングを測るなど、投資に手間をかけたくない人には向いていない投資手法です。
ただ、初心者の方はとりあえず始めてみることも大切なのは事実。。

実際に始めてみて経験を積むことで、とても学びになるんです。
そこで、最近、高配当株投資を始めたわたしが「実際に高配当株投資を始めた経験」をベースに、初心者の方におすすめな高配当株投資の始め方を紹介します。
(超初心者向け)おすすめな高配当株投資の始め方「わたしはこう始めました」
さっそくですが、超初心者におすすめな高配当株投資の始め方で、わたしも実際に始めた方法です。
超初心者向け高配当株投資の始め方
- 信頼できるモデルポートフォリオのとおり買ってみる
- 実際に配当金を受け取る
- ポートフォリオのバランスを保ちながら買い増し
- 自分で優良高配当株を選定し、ポートフォリオに追加していく

まずはやってみて経験していきましょうという方法です。
ちなみに、本来おすすめな高配当株投資の始め方はこちらです。
- 銘柄リストを取得する。
- 銘柄分析を行い、優良高配当株を選定
- 購入タイミングを測り、購入
- 出来るだけ分散しポートフォリオを形成
本来は、自分で魚の釣り方を覚えて少しづつ銘柄を購入していくのですが、はっきり言って難易度は高いです。
そこで、初心者の方には、まずやってみて高配当株投資の経験値を上げる方法をおすすめします。
ただし一点注意点があります。
注意
投資に絶対はないので、あくまで自己責任で始めること
投資の世界に絶対儲かるという話はありません。未来のことは誰にも予知できないからです。
おすすめのとおりに始めても、含み損を抱える可能性はあります。

こちらでは、投資の結果に対する責任は一切負えませんので、ご了承願います。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
ステップ1:信頼できるモデルポートフォリオのとおりに購入してみる。
まずはモデルポートフォリオを参考に購入していきます。
ここで重要なポイントが2つあります。
重要ポイント
- 信頼できる情報を参考にすること
- 必ず少額で始めること
ポイント1:信頼できる情報を参考にする
自分で銘柄選定やポートフォリオを組むが難しい場合、人のポートフォリオを参考に真似していくのもありです。
「高配当株投資 ポートフォリオ」と検索すると、結構いろんな人のポートフォリオを見ることができます。
ただ、この方法には注意点もあります。
注意
- 情報が新しいこと
- 信頼できるポートフォリオであること
情報が新しいこと
情報が新しいことはとても大切です。
理由は、ネット上には何年も前の情報も上がっていたりするので、記事の更新日や銘柄選定の日を必ず確認しておきましょう。
高配当株投資はタイミング投資なので、記事の更新時には割安でも、その後株価が上昇し割高になっている可能性もあります。
繰り返しますが、参考にするポートフォリオの情報は出来るだけ新しいものを使用しましょう。
ポートフォリオは信頼できること
ポートフォリオは信頼できるものにしましょう。
ネットの情報は玉石混合です。
いくら配当利回りが高くても、危険性の高い銘柄は避けた方がいいです。
実際、高配当株投資を始める前のわたしは、配当利回りが高くて沢山配当金がもらえる銘柄に集中投資をしたらいいと考えていました。
このやり方、実はかなり危険なんです。
理由は、高配当株投資というのは、リスクも大きい投資方法なんです。
高配当株投資のリスク
- 株価が下落し含み損
- 配当金が減配や、無配に転落
- 企業が倒産し、株が紙切れ
このように高配当株投資はリスクも高いので、しっかり信頼できる情報を使用しましょう。
わたしのおすすめは、リベシティの「もし学長が今月から高配当株投資を始めるなら?」モデルポートフォリオを活用することです。
おすすめする理由は次のとおりです。
おすすめ理由
- 毎月1回、ポートフォリオが更新される。
- 実際に、両学長も購入している。
- しっかり銘柄分析された優良銘柄が選定されている。
- 予算30万円で収めることができる。
この「もし学長が今月から高配当株投資を始めるなら?」モデルポートフォリオは、リベシティ会員に入会しないと見ることができません。
ただ、リベシティ流の銘柄選定基準で厳選された30銘柄をタイムリー(月1回更新)に配信されるので、情報鮮度が高いです。
そして、リベシティで紹介されるモデルポートフォリオは、しっかり財務分析がされた優良銘柄で構成されています。
このリベシティの優良高配当株銘柄を選定する方法は、この動画でも紹介されています。

この動画は本当に有料級の神動画なので、何度も見て勉強しましょう。
この動画でしっかり勉強したら、金のタマゴを産む鶏を見つけることはできます。
でも、最初から銘柄分析は難易度が高い方は、おすすめモデルポートフォリオを参考に始めることをおすすめします。
ポイント2:必ず少額で始めること
高配当株投資は、必ず少額から始めることがポイントです。
理由は、少しづつ始めることでリスクを軽減させるためです。
いくら優良銘柄でポートフォリオを形成しても、投資に絶対はありません。
必ず含み損を抱えたり、配当が減配されるリスクがあります。
そんな時に、多額の資金で投資をしていたら、損失に耐えられなくなります。
投資経験をある程度わかりますが、信頼できるポートフォリオであってもリスクはあるのです。
- 購入した銘柄が全部含み益なんてあり得ない
- ポートフォリオの中で何割かは含み損となる可能性もある
- 世界情勢などの影響で暴落が起きることもある
- ある銘柄が減配したりする
ただ、優良銘柄でポートフォリオを構成していると、良いこともあります。
- ある銘柄が増配される
- 一部の銘柄の株価が高騰し含み益がでる
- ポートフォリオ全体では大きく損失がでにくい
- 暴落が起きても回復する可能性が高い

30銘柄以上でポートフォリオ(チーム)を構成するのは、一つ一つはどうなるかわからないから全体でバランスを保とうとしている訳です。
この辺は、ある程度、投資経験を積めば理解できてくるし、経験を積めばリスク許容度も上がってくるのですが
投資初心者のうちは、損失の経験がなく、リスク許容度も低いので、大きく損失がでるとパニックになってしまいがちです。
損失が出ることも投資において大事な経験なので、多少損失が出ても気にならないレベルで投資を始めていくことを強くおすすめします。

わたしもリスク許容度は高くないので、少額から投資を始めました。
少額で始め、じわじわ買い増ししています。
この少額で投資を始めるための具体的な方法ですが
1株単位で株を購入していくことです。
本来、株は1単元(100株)づつしか購入できないのですが、SBI証券なら、なんと1株から株を購入することができます。

イメージしやすいようにシミュレーションしてみましょう。
1株3,000円の銘柄を、1単元(100株)で購入した場合(投資額30万円)と、10株で購入した場合(投資額3万円)で比べてみます。
- 投資額30万円で10%株価が下落すると、3万円の損失を食らう
- 投資額3万円で10%株価が下落すると、3千円の損失で済む
シミュレーションでは10%の下落にしていますが、暴落が起きると20%以上株価が下落することもあります。
どうですか?実際に3万円とか6万円株価が下落しても平静を保てますか?
わたしはむりでした。仕事中でも株価が気になって気になって、仕事も手につきませんでした。

結局、早めのロスカットもできず、株価が大底(損失最大)で我慢できず失禁売却し、大損をした経験は数えきれません。
だから、投資初心者の頃は、少額から投資して「株価は上がるものもあれば、下がることもある」経験を積んでいくことがおすすめです。
投資における鉄則は、損失が出た時のことも想定しておくことです。
繰り返しますが、特に初心者の間は、必ず少額づつ投資を始めるようにしましょう。
ステップ2:実際に配当金を受け取る
投資を始めた結果、実際に配当金が振り込まるようになります。

投資額が少ないうちは、配当金もお小遣い程度かもしれませんが、夢の不労所得です。
高配当株投資のいいところは、投資額と配当利回りで、年間配当金が計算しやすい点です。
配当金計算式
年間配当金
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たとえば、ステップ1でおすすめしたモデルポートフォリオでは
投資総額30万円、配当利回り4%程度なので、年間1.2万円ほどの配当金が受け取れます。
つまり、月に1,000円程度配当金を受け取れる計算となります。

実際の配当金は6月、12月に多く払われる傾向にあるので、毎月コンスタントに1,000円もらえるわけではありません。
会社員の方なら経験があると思いますが、年末調整後の税金の還付、めっちゃ嬉しくなかったですか?
予定していなかった臨時収入になり、普段できないことにお金を使えたりするので、気持ちも生活もちょっと豊かになります。
この「配当金でちょっと生活が豊かになる」経験が、今後の高配当株投資継続のモチベーションになっていきます。
ステップ3:ポートフォリオのバランスを保ちながら買い増し

年間1万円ほどの配当金では物足りません。
月3万円くらい配当金をもらえるうようになりたいです。
ここからは、配当金額となるようポートフォリオを育てていくステップとなります。
結論から説明します。
ポートフォリオの育て方
ポートフォリオの「バランスを保ちながら」買い増ししていく
年間配当金は、「投資額」×「配当利回り」で計算されます。
つまり、配当金額を増やすためには「2つ」しかやることはありません。
- 投資額を増やす
- 配当利回りを上げる
このなかで、おすすめなのは投資額を増やすことです。
理由は、配当利回りが高い銘柄は、財務がやばかったり、無理して配当を出している銘柄も多く含まれています。
なので、基本は現在のポートフォリオの銘柄を少しづつ買い増ししていくことです。
この時の大切なポイントが「バランスを保つこと」です。
ポートフォリオは、わかりやすく例えるとサッカーチームのようなものです。
試合に勝つためには、チーム力が高くないといけません。
守備だけ高くても点が取れないし、攻撃だけ強くても失点したら負けてしまいます。
高配当株のポートフォリオも同じで、特定の銘柄に偏ってしまうとその銘柄が不調の時に一気にリターンが下がります。
このことから、特定の銘柄やセクターに偏らないように、全体的に少しづつ買い増ししていきましょう。

リベシティのモデルポートフォリオでは、セクターや投資比率も記載されているので参考にしましょう。
ステップ4:銘柄分析で優良銘柄を分析し、ポートフォリオに追加していく
ここまでで、高配当株投資については一通り経験できたことになります。
ステップ1〜3でも十分なのですが
ここまでは、モデルポートフォリオがあってこそのステップなので、いつまでも参考にできるとは限りません。
また、モデルポートフォリオの構成銘柄の状況が悪くなってきた場合など、銘柄を入れ替えたりする必要もでてくるかもしれません。
やっぱり、自分で優良銘柄の選定ができるようになることが、のちのち必要になってきます。
この自走力を身につけておくと、長期的に投資を継続していけるようになります。
この優良銘柄の選定方法は、こちらで詳細に説明しております。
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また、この自走力をつけるのに参考となる動画も添付しておきます。

ステップ1から3で、高配当株投資を1通り経験し、ステップ4で自走力を身につける流れです。
これで、投資に必要な経験と知識が身につけられるはずです。
まとめ
今回の記事をまとめます。
超初心者の方におすすめな、高配当株投資の始め方は次のステップです。
- 信頼できるモデルポートフォリオのとおり買ってみる
- 実際に配当金を受け取る
- ポートフォリオのバランスを保ちながら買い増し
- 自分で優良高配当株を選定し、ポートフォリオに追加していく
このステップは、今年から高配当株投資を始めたわたしが実際に行ったもので、わたしの経験上かなり再現性が高いと実感しています。
本当は、自分で銘柄を選定しポートフォリオを作っていく必要があるのですが、高配当株投資が初心者にハードルが高い投資方法であることは事実です。
- 用語がわからない
- 銘柄選定が難しくて挫折する
- 自分でポートフォリオを作るのって面倒すぎる
- 投資に回せるお金もそんなにない
わたしも高配当株投資をやる前は、リベシティの動画をみてもピンとこないことが多かったのですが
モデルポートフォリオを参考に実際に投資をやってみた結果、腹落ちするようになりました。
実際に投資をやってみて分かることってかなり多いです。
- 投資に守備力はかなり大切
- 投資は負けない方法を学ぶことが実は一番大切
- 配当金はとっても嬉しい
- 銘柄分散をしているとリスク回避になる
- セクター分散は、本当に大切
- ポートフォリオを育てるのが楽しすぎる
投資全般に言えることなんですが、リスクのない投資はありません。
いくら優良銘柄を選定しても、モデルポートフォリオと同じ銘柄を購入しても、暴落などで損失を受けるリスクはあるんです。
このリスクがあるということを、初心者の頃に経験しておくことってとっても大切です。

わたしも投資を始めてすぐにコロナショックで巨額の損失を出しました。
なので、このステップのとおりに、罠銘柄をさけて少額で始めていきましょう。

少なくともわたしは高配当株投資を始めて良かったです。
配当金も年間13万円程度もらえるようになりました。
それでは以上です。