
はやく仕事をやめたいです。
できるだけ早くサイドFIREをする方法はありますか?

このような疑問に対して記事を書きました。
この記事を読んで分かること
- サイドFIREをするためのロードマップ「5つのステップ」
- わたしのサイドFIREに向けての取り組み状況
- 結局、成果を出すのは習慣化の力
将来に不安のある社会人の皆様、日々労働で疲弊する中、このように思うことはありませんか。
- 会社を辞めて自分の好きなことで生きていきたい
- 社畜から解放されて搾取されず生きていきたい
- パワハラ上司から解放されたい
毎日、会社に制限されることなく自分のペースで自由に働ける「サイドFIRE」はそんなあなたの理想を叶える働き方です。
サイドFIREとは
生活費の一部を資産運用でまかない、残りを好きな仕事で稼ぐスタイルです。
完全リタイアのFIREと違い、会社を辞めても収入がゼロになるわけではないので、より現実的な選択肢として注目されています。
わたしは、サイドFIREを目標に資産形成に励む、40代の会社員「ひでお」です。
わたしは、2020年頃から資産形成をはじめ、資産額が2,000万円に到達しました。
こちらもCHECK
-
-
(破壊力4選)資産2,000万円達成がおすすめな理由!徹底解説
続きを見る

資産額5,000万円を目標にコツコツ頑張っています。
今回は、「サイドFIREしたい方」に向けて、わたしが実践中の「まじでサイドFIREするためのロードマップ」を紹介します。
このような方におすすめの記事となります。
- サイドFIREしたいけど、何からしたらいいのかわからない
- できるだけ早くサイドFIREしたい
- ブラック企業の社畜から解放されたい
- 自由な生活を手に入れたい
サイドFIREについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
こちらもCHECK
-
-
「FIRE」よりお手軽に目指せる「サイドFIRE」
続きを見る
「サイドFIRE」に必要な金額は?
「サイドFIRE」は、「年間生活費から労働収入を引いた額の25倍」資産があれば達成可能だと言われています。
その理由は、次の根拠によるものです。
根拠
4%ルールに基づくもの
4%ルールとは、「年間で必要な額の「25倍資産」があれば、投資の運用益だけで生活できる」ものです。
4%ルールの根拠
【アメリカのトリニティ大学の研究「トリニティ・スタディ」によるもの】
トリニティ大学では、1926年から1995年までの70年間のデータを使い、様々な株式と債券の比率で構成されたポートフォリオを検証しました。
その結果、退職後の運用期間を30年と想定した場合、株式と債券を50%ずつ保有するポートフォリオであれば、年間の引き出し率を4%に設定しても、資産が底をつく確率は非常に低いという結論に至りました。(90%の確率で資産が底をつかない結果)
この研究により、4%ルールは「安全な引き出し率」として広く知られるようになりました。
つまり、「資産を年間4%取り崩しても、30年間で資産が底をつく可能性はとても低い」研究結果があるのです。
わたしの生活費は年間300万円程度なので、サイドFIREするための目標資産は5,000万円となります。
100万円は副業収入で稼ぎ、残りの200万円に対して25倍の資産が必要となる計算です。
(200万円×25倍=5,000万円)
完全に「FIRE」する場合なら、300万円の25倍で7,500万円は資産が必要となるので、FIREまで相当な期間が必要となるところですが
「サイドFIRE」なら、資産形成の期間を大幅に短縮することができるのも大きなメリットです。

人によって必要な生活費が違うので、生活費の25倍程度を目安にしてくださいね。
サイドFIREを達成するためのロードマップ「必要なのは5つのステップ」
いよいよ、わたしが実践中の「サイドFIRE達成のロードマップ」をご紹介します。
具体的には、ロードマップは5つのステップで成り立っています。
5つのステップ
- 目標設定
- 節約
- 副業
- 積立投資
- 継続
つまり、この5つのステップをクリアしていくと、サイドFIREは、「夢物語ではなく現実問題」として達成可能になります。

それでは、一つ一つ順番に見ていきましょう!
ステップ1「目標設定を行う」
まずは「目標設定」から行なっていきます。

目標なんて必要ですか?
目標設定はとっても大切です。
目標設定にもおすすめの方法がありますよ。

おすすめの目標設定方法は、「SMARTの法則」に従って目標を立てることです。
SMARTの法則
- S:specific(具体的である)
- M:measurable(計測できる)
- A:agreed upon(同意している)
- R:realistic(現実的である)
- T:timely(期日が明確である)
「SMARTの法則」については、詳しくはこちらをどうぞ
こちらもCHECK
-
-
(リベシティ流)効果抜群でおすすめな目標の立て方「SMARTの法則」について
続きを見る

目標にspecific「固有名詞」とmeasurable「数字」を入れるだけでも、かなり具体的な目標に変えることができますよ。
「SMARTの法則」に従って、資産形成について目標を立てるとこうなります。
これから15年以内に金融資産を5,000万円にして、年間収入400万円「200万円の運用益と副業収入200万円」を得られる状態にして「サイドFIRE」する。
「SMARTの法則」に従った目標は、具体的で計測が可能なので、行動計画も立てやすくなるのがポイントです。
この目標に従って、資産形成に必要な行動「節約、副業、投資」を行うことになります。
ただ、本当に5,000万円もの金融資産を築けるのでしょうか。。
目標金額「5,000万円」が現実的に達成可能かシミュレーションしてみます。(realistic)

引用元:アセットマネジメントONE
シミュレーションの結果、現在の資産状況からいくと月に10万円投資できたら、13年で現実的に達成可能だとわかりました。

わたしは資産2,000万円あるので、そのうち短期的に「住宅の頭金など」必要となる800万円を引いた1,200万円を初期投資額にしています。
でも、月に10万円を投資に捻出するって、結構厳しい戦いです。
ここからは、この月10万円を捻出し、投資するためのステップを紹介していきます。
ステップ2「支出を節約する」
資産形成はまず、「節約」から行うことがおすすめです。
なぜ、はじめに節約からなのかというと、即効性と再現性が高いからです。
副業で成果を出したり、投資で資産が増えるまでには、ある程度時間が必要です。

副業も始めてすぐに成果が出るわけではありません。
でも、節約は、比較的誰でもすぐに結果を出すことができます。
特に「固定費の見直し」は、一度やると効果がずっと続いていくので、コスパが高く特におすすめです。
見直しをおすすめする「固定費」はこちらです。
- スマホの通信費
- 保険「生命保険、車両保険」
- 車両代
- 住居費
もし、スマホ通信を大手キャリアで契約されていたり、不要な保険「貯蓄型生命保険や車両保険」に加入されていたら、かなり見直す余地があります。
車両代や住居費については、価値観の問題もありますが、見直すとかなりお金が節約できます。
固定費の見直しについては、こちらの記事でどうぞ
こちらもCHECK
-
-
(初心者向け)5年で2,000万円に!?資産形成におすすめの「節約」3選
続きを見る

わたしは、固定費の見直しで年間15万円以上節約できました。
あとは外食禁止令や被服費の見直しで、月に5万円節約していました。
ステップ3「副業を行う」
続いては、「副業」を行うことがおすすめです。
副業をおすすめする理由は2つあります。
- 収入のアップ
- サイドFIRE後の収入源
収入アップ
副業で月に5万円でも稼げるようになれば、資産形成にはかなり有利になります。
5,000万円の資産を築くため、月10万円は投資に回したいので、節約で作った5万円に副業収入5万円を加えることができると家計は楽になります。
なんなら、15万円「節約5万円+家計5万円+副業収入5万円」投資できるようになれば、サイドFIREまでの期間も短縮されます。
副業は、収入が積み重なっていく「ストック型」がおすすめです。

副業には大きく分けて、「フロー型」と「ストック型」があります。
「ストック型」は、稼げるようになるまでには期間が必要になる場合が多いですが、稼げるようになれば収入が積み上がっていく傾向にあります。
おすすめの副業については、こちらの記事で紹介しています。
こちらもCHECK
-
-
サイドFIREをするためにおすすめな副業5選(結論:資産を作りましょう)
続きを見る
サイドFIRE後の収入源
サイドFIREは、仕事をやめて「資産収入+副業収入」で生活をしていくライフスタイルなので、退職後は、副業収入がメイン収入になります。
この副業収入は一朝一夕で育つものではないので、仕事を辞める前から副業を行い育て上げていく必要があります。
反対に、副業がうまく軌道に乗れば、「サイドFIRE」までの期間は大幅に短くなる可能性があります。

わたしは、おもにブログに取り組んでいます。
これからは、WEBデザインやプログラミングにも挑戦していきたいと考えています。
ステップ4「投資を行う」
「節約」と「副業」により得られたお金を「投資」していきます。
投資と聞くとギャンブル性が高くて、お金を失うリスクが高いものだと思われる方が多いです。
実際に、投機性が高いものも多いので、注意は必要です。
ただし、優良な投資先に投資を行うなら、投資は資産形成手段としてとてもおすすめです。

わたしも資産2,000万円達成していますが、投資なしではあり得ませんでした。
おすすめする投資先は、こちらです。
- インデックス投資
- 日本株個別株投資「高配当株投資」

日本株個別株投資は、難易度がやや高くなります。
初心者の方にはインデックス投資がおすすめです。
まずは、「インデックス投資」に積立投資を行っていくことをおすすめします。
「インデックス投資」に関する記事はこちらをどうぞ
こちらもCHECK
-
-
凡人にとって最強の投資方法「インデックス投資」とは?
続きを見る
ただし、「インデックス投資」は、一度積立設定を行なったら、あとは放置しておくだけなので、面白みがありません。
また、証券会社口座の積立金額は、年数とともに増えていきますが、インデックス投資は10年以上の長期投資を前提に行う投資なので、実際に使える訳ではありません。
つまり、ふだんの生活で使えるお金が増える訳ではなく、むしろ積立にお金を回しているので生活が苦しく感じるという弱点があります。
こんな人におすすめなのは、日本株個別株投資「高配当株投資」です。
「高配当株投資」は、インデックス投資と違って、自分で銘柄選定をしたり、購入タイミングも見計らったりと、難易度はかなり上がります。
ただし、「配当金」が定期的に入金されるので、お小遣いや生活費の足しになったりして、普段の生活が少し豊かになります。

新NISAと組み合わせることで、配当金の税金(20.315%)も非課税で受け取れますよ。
この「高配当株投資」に興味がある方は、おすすめの始め方や、銘柄選定方法も紹介しています。
こちらもCHECK
-
-
(超初心者向け)高配当株投資のおすすめな始め方
続きを見る
こちらもCHECK
-
-
(リベシティ流)高配当株投資で欠かせない「おすすめ銘柄選定方法」
続きを見る

個人的には、銘柄選定方法は、個別株投資にも通じる部分があるので、勉強しておいて損はないと思いますよ。
ステップ5「継続する」
あとは、この資産形成サイクルを「継続」していくだけです。
ここまでやってきたサイクルを「たんたんと継続」するだけで、確実に資産は増えていきます。
最初から副業も稼げる訳ではないし、投資収益もずっと右肩上がりに増える訳ではありません。
ただ、ずっと続けていると、ある日、資産額が急に増えていることに気が付くと思います。

一度、資産形成サイクルを作ってしまえば、あとはやることは単調です。
ただし、暴落は必ず発生することは念頭に置いておきましょう。
投資をしている以上、暴落は避けて通ることができません。
ストイックな生活をしているのに、資産が日に日に減っていくのを見るのは地獄絵図で、かなりきついです。

わたしも2度暴落を経験しましたが、毎日が辛すぎて仕事も手につかない時期もありました。
こんな「暴落時」にわたしの経験から、おすすめできる行動が3つあります。
- 証券口座「資産額」は見ない
- SNSを見ない
- たんたんと資産形成「毎月の積立」を継続する
暴落は避けて通ることができない一方、歴史的にかならず回復しています。
つまり、暴落時に狼狽売りや投資をやめてしまうのではなく、たんたんと暴落時も投資を継続するのが歴史的に最適解なんです。
この暴落は必ず回復している歴史的事実からいくと大切なのは「魔神ホールド」+「投資の継続」なんですが、人間は不安が大きくなるとパニックになって非合理的な行動をしがちです。
このパニックになるのを避け、冷静に投資を継続するためには、暴落時は「証券口座:資産残高」と「SNS」を見ないことをおすすめします。
暴落が発生している時は「証券口座」を見ると気分が落ち込むだけで何もいいことはありません。
「SNS」も、この世の終わりのようなコメントで溢れかえっているので、より不安が大きくなります。
この二つを避けて投資を継続したことで、わたしは2度の暴落「コロナショック」「トランプショック」で逆に資産を増やすことに成功しました。

もちろんこれからも必ず暴落は回復すると将来を約束できるものではありません。
ただ、そんな時は世界的危機といった投資なんてしていられる状況ではない世界線となっていると思います。
暴落は一度経験すると2度目以降は暴落に対して耐性と免疫ができてきます。
わたしは、いまでは世間が悲観している時こそ反対に絶好の仕込み時だと考えるようになりました。
この暴落時のおすすめの行動は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
こちらもCHECK
-
-
サイドFIREしたい!まじで「サイドFIREする」ためのおすすめロードマップ
続きを見る
また、暴落時の備えとして投資に関する名著を読んでおくと自分の中で一本筋ができたりするのでおすすめです。
このように、暴落も起こりますが、資産形成のサイクルをたんたんと継続していくことが資産形成の最適解となります。
まとめ
今回の記事をまとめます。
サイドFIREをしたい方におすすめなロードマップは次の「5つのステップ」です。
- 目標設定
- 節約
- 副業
- 積立投資
- 継続
ステップ1「目標設定」
目標設定は「SMARTの法則」に従って行うようにしましょう。
SMARTの法則
- S:specific(具体的である)
- M:measurable(計測できる)
- A:agreed upon(同意している)
- R:realistic(現実的である)
- T:timely(期日が明確である)

目標に「固有名詞」と「数字」を入れるだけでかなり解像度が高くなりますよ。
ステップ2「節約」
まずは節約から行うことがおすすめです。
節約は即効性と再現性が高いので、誰でも比較的効果がでます。
特に「固定費」の見直しがおすすめです。
ステップ3「副業」
副業もおすすめです。
副業をおすすめする理由は2つあります。
- 収入のアップ
- サイドFIRE後の収入源
副業は、「フロー型」と「ストック型」がありますが、「ストック型」がおすすめです。
特に副業収入は「サイドFIRE」後のメインの収入源となるので、時間をかけて育てていきましょう。
ステップ4「投資」
「節約」と「副業」で生まれたお金を「投資」に回していきます。
おすすめの投資方法は次のとおりです。
- インデックス投資
- 日本株個別株投資「高配当株投資」
まずは「インデックス投資」から始めていくことがおすすめです。
ただ、インデックス投資は今の生活が良くなった実感を得られないので、そんな方は、日本株個別株投資「高配当株投資」もおすすめです。
ただ、個別株投資は、銘柄分析や購入タイミングを測る必要があり難易度も高くなります。
ステップ5「継続」
あとは、たんたんと資産形成サイクルを継続していくだけです。
ただ、株式相場の暴落は必ず起きるものだと念頭に置いて、暴落時にパニック売りをしないことが大切です。
暴落発生時のおすすめの行動は次の3つです。
- 証券口座「資産額」は見ない
- SNSを見ない
- たんたんと資産形成「毎月の積立」を継続する
この暴落にも備えつつ、継続していくと着実に資産は増加していきます。
少なくともわたしは、この方法で0から2,000万円資産を形成することができました。
こちらもCHECK
-
-
凡人でも1,000万円の資産形成に成功した方法(再現性高め)
続きを見る
こちらもCHECK
-
-
(破壊力4選)資産2,000万円達成がおすすめな理由!徹底解説
続きを見る
わたしも未だ未だ道半ばで、これからも「継続」していきますので、一緒にサイドFIREしましょう。
今回は以上です。