
資産1,000万円で人生変わるって聞きますが本当ですか?
このような疑問に対して記事を書きました。
この記事を読んでわかること
- (凡人も実感)「資産1,000万円」の破壊力
- 「資産1,000万円」の達成方法
わたしは「サイドFIRE」を目標に5,000万円の資産形成を目指す40代凡人です。
今回は、最近本当に動画で見かける「1,000万円で人生変わる問題」について
わたし自身、実際に1,000万円の資産形成に成功したので、自分自身が実感していることを体験ベースで記事にしました。
わたしが1,000万円の資産形成を行なった方法についての記事はこちらです。
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凡人でも1,000万円の資産形成に成功した方法(再現性高め)
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(40代の凡人も実感)資産1,000万円の破壊力
さっそくですが、資産が1,000万円にはこんな破壊力があります。
資産1,000万円の破壊力
- 資産形成について圧倒的な自信とスキル
- 仕事を辞められる安心感
- 逆に無駄な支出が激減
- 資産の増えるスピードがUP
逆に資産が増えて損することってあるの?という感じです。

資産形成について圧倒的な自信
資産が1,000万円に到達するとそれはもはや偶然ではなく「立派なスキル」なんです。
資産形成スキル
- 家計管理能力
- 節約能力
- (長期)投資能力
- 継続力

家計管理や節約というより、その人が高所得者なのでは?
こう思われるかもしれません。
確かに資産形成を行ううえで「高収入」であることは圧倒的に有利です。
年収300万円と年収1,000万円の人では、貯蓄や投資に回せるお金にも差がでて当然でしょう。
しかし、ここで覚えておいていただきたいポイントがあります。
ポイント
「稼ぐ力」と「貯める力」は全く別物
こことっても重要なので繰り返しますが
「稼ぐ力」と「貯める力」って全く別なんです。
年収が高く、高級車やハイブランド物ばかり購入して「金持ち」だと思っていた人が
実は全くお金がなく自己破産したなど聞きませんか?
そう、まさにこれで年収が高い人は「どんどん自己投資だ使え」的な考えの人が多く、実際は資産形成ができていない人が多いです。
反対に、年収が少なくても節約と投資を継続し資産家になった人もたくさんいます。
年収が高く、節約ができる人は最強ですが
なかなかどちらも兼ね揃えた人は少ないです。

資産が1,000万円到達するということは、この資産形成スキルがあるということなので、安心して今のまま資産形成を継続することをおすすめします。
仕事を辞められる安心感
資産がないと現在の職場がブラックだったりパワハラに満ち溢れていても仕事を辞めづらくなります。
その結果、無理をし続けるしかないので、身体や精神を壊して最悪、再起不能になることもあります。
わたしの職場でも、パワハラをうけてうつ病を発症し再起不能になる人が本当に多いです。

反対に資産が1,000万円ある状態だと贅沢さえしなければ、当面は働かなくても生活していけるので
どうしても我慢できない場合は仕事を辞めてゆっくり転職活動や、これからのことを考えたりすることもできます。
もちろん、急に無職になってしまうと社会保険料の負担も増えたりすることから家計は苦しくなります。
しかしながら、資産1,000万円に到達しているということは節約体質が身についているので、数年は生活していけます。
このいつでも仕事を辞められるというカードがあるだけで、精神的にかなり安心できるので、反対に自分の意見が言いやすくなったり思わぬ副産物もあったりします。
逆に無駄な支出が激減
資産形成ができてくると無駄な支出が本当に少なくなります。

ふつうは、お金があるから物欲が増えて出費もふえませんか?
その心配はないと断言できます。
理由は、資産が形成できてくると資産形成自体が楽しくなってくるので
資産形成の妨げになること「無駄な固定費、浪費」を極端に嫌うようになります。
また、ハイブランドや高級車などは、お金がない頃は猛烈に憧れますが、いつでも買えるようになると不思議と欲しくなくなります。
わたしの実感として「資産形成ゲーム」をやっている感覚です。
だから資産形成に繋がらないことは本当にしたくなくなりました。

投資の神様と言われている「ウォーレンバフェット氏」も巨万の富を持っていながらもずっと質素倹約な生活をされていることで有名ですね。
本当の資産家は世間が思っているような派手な生活ではなく、このように質素倹約家が多いのです。
資産形成ゲームを楽しんでいるから資産家になれるロジックなんですね。

この本当のお金持ちは実は普通の隣人だという衝撃の事実、、深く知りたい方はこの本をぜひ読んでください。
資産が増えるスピードがUP
わたし自身、ある程度資産が形成されてから実感したことですが「資産が増えるスピード」が本当に早くなったということです。
よく資本主義の象徴として「お金がお金を呼んでくる」とか「お金持ちはどんどんお金持ちに、貧乏人はどんどん貧乏に」など言われますね。
経済学者のトマ・ピケティが提唱した「r>g」という有名な公式があるとおり、r「資産収入」の方がg(労働収入)よりも資産増加が見込めるのです。
昔は、そんなスピリチュアルなこと信じられないと思っていましたが、本当だったんだと実感しています。
ただし、この資本主義の恩恵を受けるためには条件があります。
どういうことかというと、ただ貯金をしているだけでは資産が増えることはなく、むしろインフレにより資産価値は減る一方です。
現在の日本の物価上昇率が3.7%ですが、預金利息は0.25%程度なので、銀行にお金を預けていると3.45%程度お金の価値は減っていくことになります。
※物価上昇率は2025年2月時点、銀行預金利息は2025年4月時点のものです。

このことから、資産を増やすためには株式「主にインデックス投資」で運用していることが大切です。
インデックス投資「S &P500」の過去10年間の年率平均リターンは10.43%となっています。
このようなインデックスに長期間投資を継続することで資産がどんどん増加する結果が得られます。
また、インデックス投資において投資資産額が多い方が圧倒的に有利なので、資産額に比例して資産の増価額もどんどん増えていく好循環が期待できるのです。
年利10%で、初期投資額別に期待資産増加額のシミュレーションをしてみましょう。

※スクロールできます。
初期投資額 | 年平均リターン(%) | 投資期間1年 | 投資期間5年 | 投資期間10年 |
50万円 | 10% | 550,000円 | 805,255円 | 1,296,871円 |
500万円 | 5,500,000円 | 8,052,550円 | 1,298,710円 | |
1,000万円 | 11,000,000円 | 16,105,100円 | 25,937,425円 |
「50万円」を年率10%で10年間運用した場合、796,871円の資産増額が見込めます。
それに対して
「1,000万円」を年率10%で10年間運用した場合、15,937,425円の資産増額が見込めます。
投資における最大のメリットは「複利の力」を利用することができることなんです。
複利の力によって、資産額が増えれば増えるほど、どんどん資産が増えていくことが見込めるのです。
資産1,000万円の達成方法「40代会社員の場合」
資産1,000万円の破壊力を説明してきましたが、実際の達成方法の方が大切なので
わたし自身が1,000万円の資産形成ができた方法を紹介していきます。
やってきたこと大きく4つでした。
わたしの資産形成方法
- マインドセット
- 節約
- 投資
- 継続
たった4つ?と思われるかもしれませんが、申し訳ない、本当にこれだけです。

ステップ1 「マインドセット」
わたしの資産形成スタートはマインドセットを行なったことからでした。
マインドセットというと難しく感じますが、資産形成という目標に対して本気になったということです。
まず普通に生活していたら資産形成は難しいと思います。
周りの友人や同僚が飲み会や新車購入をしている中、飲み会は基本断ったり、車も中古車を購入したり、結構しんどいこともありました。
また投資も地合いが良い時はいいのですが、暴落などでせっかく頑張って節約したお金がどんどん溶けていくときは気が変になりそうになったこともあります。
でも、挫折せずに続けられたから資産が増えたし、挫折しなかったのは、自分の中で「絶対に資産を形成するぞ!」というマインドセットがしっかりできていたからです。
だから一見、資産形成には関係がない行動に思えるかもしれませんが、マインドセットはおすすめです。
マインドセットの方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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本気で資産を形成したいって思うことが何より大切なんです。

ステップ2「節約」
マインドセットの次に行ったことは、家計管理から支出を見直して「節約」を行いました。

節約を頑張るってなんか地味です。
節約よりも収入を増やした方がいいのでは?
たしかに、収入を増やすこともとても大切だし収入が多いに越したことはありません。
でも、収入を増やすためには「昇給」「転職」「副業」などを行う必要がありますが、これは万人が狙ってできるわけでもなく再現性は低くなります。
その分、「節約」なら、ほとんどの人が確実に貯蓄額を増やすことができるので、とってもおすすめです。
ベストなのは、副業などに取り組みながら節約し相乗効果を狙うことです。

まずは、資産形成の「黄金ルール」について確認していきます。
黄金ルール
「積立額」(収入−支出)✖️「運用利回り」✖️「積立期間」=「資産額」
この中で、自分でコントロールしやすい要素は、「支出額」を抑えることなんです。
理由は先にも触れましたが、資産額によって資産が増えるスピードが上がるからです。
「節約」によって支出額を減らすことで、投資元本がUPできるので資産形成には絶対的に有利になります。
まずは、自分でコントロールしやすい「節約」から行うことがおすすめです。
わたしは、生命保険や車両保険を見直したほか、携帯も楽天モバイルに契約を変更していきました。

わたしが資産形成のために行った節約についてはこちらの記事で紹介しています。
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ステップ3「投資」
わたしは節約で浮かしたお金を投資に回していきました。

投資ってなんか怖いです。
ずっとチャートと睨めっこしていないといけいし働きながらでは難しいです。
たしかに「個別株投資」や「FX」などは大損する可能性もありますしおすすめしていません。
実際にわたしも個別株投資では大損した過去があります。

わたしが行った投資は「インデックス投資」です。
インデックス投資とは「日経225」や「ダウ」のような指数に連動することを目標とする投資手法です。
インデックス投資の特徴として「運用手数料が安い」「積立設定をしたら放置」「市場の平均点が取れる」これらがあります。
そんなメリットがたくさんあるインデックス投資ですが、現在は投資環境が整ってきているので簡単に始めることができます。
わたしは「SBI証券」と「楽天証券」でそれぞれインデックス投資を行っています。

インデックス投資についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
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これらのインデックス投資を2021年から月に6万円づつ捻出し、投資を始めました。
その頃は新NISAはスタートしておらず、旧NISA「積立NISA」で年間40万円の非課税枠があったので、「積立NISAの非課税枠」に加えて宝くじを買うつもりで「レバナス」にも投資していました。
月6万円はわたしからすると大金ですが、固定費を見直ししていたのでメチャクチャ無理をしなくても捻出できました。

ステップ4「継続」
あとはステップ1〜3を継続してきただけです。
2021年から資産形成に取り組みだして、すぐにコロナショックで大暴落を経験しましたが、
強靭なマインドセットにより失禁売却をせずたんたんと積立を継続した結果、5年ほどで1,000万円に到達できました。
継続するコツはいきなり頑張りすぎないこと。少しづつでもいいから継続することがとっても大切です。
不思議なことで継続していると「節約」も「投資」も無理なくできるようになってきます。
そうするとだんだん節約自体が楽しくなってきたり、投資の積立額も無理なく増やせたりしてきます。
まずは、現状で無理なくできる範囲で始めてみて、資産形成ゲーム自体を楽しめるようになった段階で徐々に資金投下額を増やしていくことが大切です。

わたしもインデックス投資を始めた頃は、月に6万円づつ積立していました。
でも今では節約と投資額を加速し月に10万円づつ積立をしています。
本当にわたしが資産形成できてきた方法はこのシンプルなことを継続しただけです。
プログラミングやマーケティングのようにハイスペックなスキルを習得するようなこともありません。
むしろやること自体は本当に簡単で、むしろ一度仕組化してしまえばすることがなさすぎて退屈なくらいです。
余談ですが、資産形成に限らず、わたしはこの本に出会ってから「継続」は大きなスキルだと考えるようになりました。
何か目標を達成するためにも大切な学びがありますので、多くの方に読んでもらいたい一冊です。
本当に読んでよかった一冊なので、めちゃくちゃおすすめです。

まとめ
こんかいの記事をまとめます。
資産1,000万円はとてつもない破壊力をもっています。
資産1,000万円の力
- 資産形成について圧倒的な自信
- 仕事を辞められる安心感
- 逆に無駄な支出が激減
- 資産の増えるスピードがUP
そして40代の凡人が1,000万円の資産を形成した方法はこちらです。
資産形成ステップ
- マインドセット
- 節約
- 投資
- 継続
本当にやることは単純なので、普通に会社員をしていたら誰でもできることなのかな?と考えています。
ここまでくるとやるかやらないかの問題になってくるので、これからの人生に絶望を覚えているような方は、まずは「マインドセット」や「節約」など、何か一つでも実行してみることをおすすめします。
わたしもお世辞にも全く仕事ができる訳でもなく、どちらかというと底辺窓際社員なので、こんなわたしが出来るのであなたもやれば必ず資産形成は成功すると思っています。
わたしもまだまだ道半ばで「継続」しつづけますので、一緒に資産形成を頑張りましょう。