最近、よく投資系YouTubeなどで、投資で億り人になった人が自分の投資手法を語るってやつが増えてきましたね。
毎回見ていて、手法はそれぞれだけど、彼らには共通点があることに気がつきました。
- 自分の手法をきちんと言語化されている
- 客観的に自分や手法の是非を分析されている
- 市場とズレが生じた時は、適宜、修正をされている
わたしも、コアは「インデックス投資」としつつも、最近ではサテライトの「個別株投資」の方が面白くなって、投下資金量も何気に逆転しています。

インデックス投資は、新NISAの積立投資枠の範囲(年間120万円)でコツコツやっているので、限度があります。
あくまで中・長期的に増やす資産向けで考えています。
インデックス投資は、脳死で毎月設定した積立をたんたんと行うだけなので面白みはありません。
反面、個別株投資は、カスタマイズ性や日々のアドレナリンの出方が段違いなので、ついのめり込んでいます。
わたしは、個別株は日本株のみを売買していますが、最近の好調な相場の後押しもあって、かなり成績は好調です。
普段、自分の手法については特段意識することはなく、染みついた流れを反復しているだけなんですが、わたしも自分の手法を言語化しておくことにしました。
注意
わたしは、YouTubeや書籍に出てくる「成功した億り人」ではなく、本当の意味で普通の人なので、このやり方は利益を保証はできるものではありません。
あくまで、わたしの手法について言語化しているだけなので、参考程度にお願いします。
サイドFIREを目指す40代会社員の「投資手法」
それでは、わたしの「個別株投資」における投資手法です。
個別株投資といっても、「インカムゲイン狙い」と「キャピタルゲイン狙い」で2つ分けております。
- 「インカムゲイン狙い」・・「高配当株投資」のことで、中・長期保有する
- 「キャピタルゲイン狙い」・・株の売却益を目的するもので、短期で売却することも
どちらも共通する点として、「ファンダメンタルズ分析」→「チャート分析」の順番で売買するのですが、やや異なるポイントもあるので分けて紹介します。
高配当株投資手法「インカムゲイン狙い」
高配当株投資は、株を保有することで得られる「配当金」を目的として保有しています。
とは言え、入ってくる配当金以上に保有株式の含み損が大きくなってしまうと、結果的に損をしてしまうので、理想は、株価も上がりつつ配当金も得られる銘柄がベスト
でも、そんな都合がいい銘柄あるの?と思われた方へ
それがあるんです。
ただし、配当金の大小を決める「配当利回り」だけで飛びつくと、その後、株価が暴落したり、減配・無配に転落する「罠銘柄」も潜んでいます。
だから高配当株投資の目的は、高い配当利回りを狙いつつも、罠銘柄を見極めて回避することがとっても重要です。
具体的には、次のステップでわたしは分析しています。
- ファンダメンタルズ分析で、財務分析
- 決算短信で、過去、現在、将来の業績を分析
- 株価が下がったところで購入
特に大切なのは、ファンダメンタルズ分析です。
いわゆる財務健全でキャッシュリッチな企業を探していきます。
財務優良でキャッシュが豊富にある企業は、一時的に業績が悪い時があっても、株価が下がりにくく、減配や無配に転落するリスクも限定的です。
それどころか、「自社株買い」「増配」「TOBやMBO」といった株価爆上げイベントが起きる可能性も秘めています。
また、財務が健全だと、短期的に株価が低迷しても狼狽売りをせず「握力高く保有」しておけるので、ファンダメンタルズ分析は欠かさないことが必須です。
反対に、ファンダメンタルズ分析をやっていないとその銘柄に対する信用が担保できないので、業績の悪化や戦争や疫病など地政学的リスクによる短期的暴落によって、底値で手放しがちです。
それに、財務が不健全な銘柄は、株価下落が中・長期に及ぶこともあるので、その銘柄を保有している間、ずっと含み損というストレスを抱え続けることになります。
具体的な指標や分析の方法については、詳しくはこちらの記事で紹介しております。
こちらもCHECK
-
-
(リベシティ流)高配当株投資で欠かせない「おすすめ銘柄選定方法」
続きを見る
あとは、高配当株は、配当金をチャリンチャリン懐に入れ続けてくれることが「保有する目的」になるので、少しでも短期的な売却の誘惑に負けないように「新NISAの成長投資枠」で購入するようにしています。

この方法で、淡々と「貯株」を続けた結果、わたしの年間配当金は、今日現在で、約24万円(月2万円)になりました。
着々と不労所得を育ててるイメージです。
売却益を目的とした個別株投資「キャピタルゲイン狙い」
続いて、売却益を目的とした個別株投資に関する投資手法です。
ここについては、基本は中・長期投資をメインとしつつ、短期的なスィング投資を行うこともあるので、高配当株投資とはやや手法が異なります。
具体的には、以下の手順で売買を行なっています。
- ファンダメンタルズ分析で、財務分析
- 決算短信や四季報で、現在と将来の業績を分析
- テクニカル分析で、長期に順張り短期に逆張り(テーマ株は押し目買いを狙う、高配当株は権利確定前など、株価が低迷したら仕込む)
基本的な流れは、高配当株投資と同じですが、やや将来の予測に重きをおいています。
「ファンダメンタルズ分析」→「将来の業績を分析」→「テクニカル分析」→「プラスアルファ(テーマ、アノマリーなど)」
基本的には、財務優良で業績が良い銘柄を選定するのですが、わたしの手法は、「長期に順張り・短期に逆張り」なんです。
将来的に業績などが良く株価が上がる前提で、短期的に何らかのイベントなどで下落した株を狙い撃つ戦法です。
この「短期的な逆張り手法」は、あまり投資の指南書でもおすすめされていない「落ちるナイフを掴む」やり方なので、ややリスクが高いことは否定できません。
ただ、うまく下落の底値付近で仕込むことができれば、それ以上の下落は限定的で、反対に反転上昇の大波に乗れてしまいます。
この「短期に逆張り」の大波に乗るために意識しているポイントを紹介します。
ポイント
- 監視リストを作る
- 分散して購入する
このどちらも、わたしの中で欠かすことができない重要ポイントです。
監視リストを作る
まず、監視リストを作ることが大切だと考えています。
具体的には以下のような銘柄を「監視リストに追加」します。
- バッドニュースで株価が暴落した銘柄
- 短期的に株価が上昇した銘柄
- 買いたいけど株価が高値で買いにくい銘柄
- 国策などのテーマで一時的に盛り上がった銘柄
- 参考にしている人が推奨している銘柄
つまり、振り返ってみてきがついたのですが、今株価が上がっている銘柄にすぐに飛びつくのではなく「監視して狙う」ことが大切なのです。
この短期的な期待感や過熱感で飛びつくか、一旦監視リストに入れて我慢できるか、これが大負けしていた頃との決定的な差だと思います。
この監視方法ですが、わたしは普段使用している「SBI証券のアプリ」で、気になった銘柄監視リストとして登録しておき、定期的に株価をチェックしています。

最近は、証券会社のアプリで四季報の情報も無料で確認できるし、超絶便利です。

参考にしている投資家が推奨している銘柄も、一旦は監視リストに加えて、そこから自分なりに財務分析→テクニカル分析を行うこともあります。
監視リストで気になる銘柄を監視していると、過熱感が去ったり、一時的なバッドニュース(株式売出し、役員の不正、増資)などで、株価が急落してくるタイミングがあります。
その株価の急落が始まったらチャンスの到来のサインなので、下げ止まりのタイミングを見極めて購入していくのがポイントです。
株価が急落している銘柄を掴むのは不安も半端ないですが、ここで大切なのが「財務健全」「将来の業績予測は好調」という長期的には必ず株価が戻ると確信できているかどうかです。
将来的に必ず株価が戻って右肩上がりになると確信しているのであれば、今の下落はただのバーゲンセールでしかないのです。
もちろん見極めを誤って、一時的に含み損を抱えることもしばしばありますが、そこで大切なのが次で紹介する「分散購入」となります。
分散して購入する「つまりナンピン買い」
逆張りを狙う時に大切なのが、「下げ止まりを狙う」ことだったりするのですが、我々庶民に底値なんて当てることはできません。
そこで大切になってくるポイントが2つあります。
- テクニカル分析
- 分散購入:ナンピン買い
テクニカル分析については、わたしは「月足チャート」→「週足チャート」を使用し、チャートに「トレンドライン」や「水平線」を引くことを意識しています。

こうすることで、その自分が引いたラインにタッチするあたりが一つの株価反転ポイントとして狙えます。(もちろん外すこともあります。)
続いて、エントリーは1回ではなく最低3回に分けることが超重要だと思っています。
理由は、先述しましたが、我々凡人には株価の底値なんて当てることができないからです。
ここが底値だと思って全力買いしたとして、本当に大底だったらかなり利益を取ることができます。
ただし、株の怖いところは、そこから2番底、3番底、とどんどん株価が下落することも普通にあるところです。
そんな時に大切なのが「損切り」か「分散購入:つまりナンピン買い」だと考えています。
この分散購入は、あまり推奨されないやり方だし、もちろんどんな銘柄でも使用できる手法ではありません。
下手なナンピンスカンピンという言葉があるように、地獄への片道切符となりうる危険性もあるのです。
だからこそ、「ファンダメンタルズ分析」「将来の業績予測」「ビジネスモデル」「TOB、MBO」これらの「カタリスト」による確信があってこそできる手法となります。
カタリストが崩れさえしなければ、一発逆転ホームランの可能性は残っているので、そのカタリストが発動される可能性に貼りつつ、仕込みを行うイメージです。

今、わたしが仕込んでいるのが「カプコン」です。
バイオハザード新作「レクイエム」の販売が絶好調にも関わらず、材料出尽くしという理由で株価が大幅に下落しました。
わたしは逆に、今仕込めば勝ち確だと思い少しづつ仕込んでおります。
この手法で、2025年〜2026年にかけて、わたしは幾つか大きな利益を上げることができました。
- パラマウントベッドHD:MBO
- ウェブロックHD:TOB
- 日本ギア工業:テーマ株となり暴騰
- 太平金属工業:テーマ株となり暴騰
- 三洋化成工業:財務優良+押し目買いに成功
- アステラス製薬:業績回復+押し目買いに成功
- 三菱商事:財務優良+押し目買いに成功

いつも機能する手法とは限りませんが、カタリストがある銘柄に仕込むことで得られた利益です。
今保有している銘柄も、すべてが含み益というわけではありません。
結構な含み損となっている塩漬け銘柄もあるのですが、そういう銘柄は仕込み時だと割り切って、「カタリストの発動する」タイミングを待っています。
反対に注意したいのが、すでに暴騰している銘柄に飛び付かないということです。
なぜか?簡単にいうと手遅れなんです。
もちろん、そのまま上がり続ける可能性もあります。
ただ、経験上、株価が下がりだすととんでも無く下がり、高値づかみで失禁売却となり養分確定となる可能性が高いのです。
リスクリワードで考えると、リスクが大きくなる場合は、わたしは買いたくなる衝動をグッと堪えて我慢するようにしています。

わたしは過去に何度も高値塚みで大損したので、特に慎重です。
皆様の参考になれば幸いです。