
インデックス投資を始めたいけど、暴落とか経済崩壊の声が多くて不安です。
含み損はできるだけしたくないです。

このような疑問に対して記事を書きました。
この記事を読んでわかること
- インデックス投資における「暴落」との付き合い方
- インデックス投資を行う心構え
- わたしのインデックス投資積立状況
わたしは2021年からインデックス積立を始め、4年目に突入しました。
余剰資金で無理せずやっているので、放置しているだけなんですが笑

まだ投資経験は浅いですが、この4年間で暴落は2度経験し、それなりに暴落を語ってもいい資格があると思いますので
今回はインデックス投資を長期で行う場合に避けてとおることができない「暴落」との付き合い方について記事にしました。
「インデックス投資を始めたい方」や「インデックス投資を始めたけど含み損がでて辞めようか検討している方」に参考になる記事になっています。
わたしが「凡人」におすすめするインデックス投資については、こちらの記事をチェックしてください。
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インデックス投資にとって「暴落」との付き合い方
インデックス投資において「暴落」は友達として付き合っていく必要があります。
なぜかというと大きく次の理由があります。
暴落は友達として付き合う理由
- 「暴落」は定期的に起きるので避けることはできない
- 歴史的に「暴落」は必ず回復している
- 「暴落時」にこそチャンスがある

暴落ってことは、損失が出るって意味なのに、友達って意味がわかりません。
こう思われるのも無理ありません。
わたしも実際にインデック投資を始めてすぐに「コロナショック」による暴落を経験しました。
毎日投資した資産が激減していくので絶望しました。

ですが、この暴落の時期も、魔神ホールドでたんたんと積立を継続したことで、最終的に大きく資産額が増える結果となりました。
正直、この時期は証券口座やSNSを見ると暗くなるのでみないようにすらしていました。
「暴落」は定期的に起きているので避けることはできない
インデックス投資を始めたばかりの初心者の方にありがちなのが、投資をしていたら必ず資産は右肩上がりに増えると盲信している方が多いということです。
でも、歴史的にみても定期的に暴落は発生してきましたし、これからも発生する可能性は極めて高いということです。
- 1929年「世界恐慌」:83%下落
- 1972年「オイルショック」:43%下落
- 1987年「ブラックマンデー」:30%下落
- 2000年「ITバブル崩壊」:45%下落
- 2007年「世界金融危機」40%下落
- 2020年「コロナショック」:20%下落
このように世界的な問題が発生した場合に暴落は起きてきているのです。
2025年4月もトランプ大統領による関税政策による「トランプショック」の影響で、2月の最高値から12%以上株価は下落しています。
このような暴落はいつ発生するのかも予測はできません。
だからといって暴落を恐れて投資をやめてしまったら得られるはずのリターンも得ることができないので、暴落は定期的に発生するものだと認識して、いつ暴落がきても失禁売却をしてしまわないようにリスク許容度の範囲内で投資を行うことが鉄則になります。
歴史的に「暴落」は必ず回復している
暴落は定期的に発生するし避けることも予測することも難しい反面、これまでの歴史で振り返ると暴落は必ず回復してきました。
アメリカを例に確認していきます。
暴落 | 暴落率 | 回復に要した期間 |
1929年「世界恐慌」 | 83% | 15年間 |
1972年「オイルショック」 | 43% | 4年間 |
1987年「ブラックマンデー」 | 30% | 2年間 |
2000年「ITショック」 | 45% | 6年間 |
2007年「世界金融危機」 | 50% | 5年間 |
2020年「コロナショック」 | 20% | 半年間 |
これからも同じように回復するとは限りませんが、歴史的に暴落は必ず回復し、それ以上に成長をしてきました。
実際に、2025年4月より発生した「トランプショック」においても1ヶ月ほどで半分ほど株価が戻ってきています。
わたしも2021年に「コロナショック」を食らって資産が激減しましたが、失禁売却をせずに耐えた結果、しっかり回復してくれました。

「暴落時」の積立継続にこそチャンスがある
株式投資の初心者の方にとって暴落は絶望であり悲観の対象です。
でも実は反対で、暴落は資産を大きく増やせるチャンスなんです。
もちろん、暴落は必ず回復するという条件が前提になりますが
暴落をチャンスと考える理由は大きくつぎの理由があります。
- 株式バーゲンセール
- 株式投資の鉄則は、「安い時に買って高い時に売ること」
- 暴落の後の暴騰「稲妻が輝く瞬間」にチャンスがある
暴落は株価が大きく下がるので、普段よりかなり安く購入することができるチャンスなんです。

そうは言っても既に持っている資産も暴落してしまうから、TOTAL大損じゃないんですか?
わたしも昔はこう考えていました。でもこの考え方は短期トレードの考え方なんです。
後から説明しますが、インデックス投資は10年以上の長期間で投資を行うのが原則です。
なので短期的な暴落は気にせずむしろバーゲンセールだと考えて積立を行うことが、過去の成績から計算すると最も合理的な方法になります。
短期的に損切りを行ったら、次にくる暴騰「稲妻が輝く瞬間」を逃す可能性が高くなるので、あくまで目線は長期で保つことが大切です。
インデックス投資を行う心構え
続いて、さきほども軽く触れましたが「インデックス投資を行ううえでとっても大切な心構え」について紹介します。
インデックス投資の心構え
- 積立設定をしたら放置「ドルコスト平均法」
- 10年以上の長期積立が前提
- 暴落時も「JUST KEEP BUYING」
これらは基本中の基本ですが、この基本をどれだけ守れるかがとても重要なのです。

心構え1:積立設定をしたら放置
投資初心者の方は、暴落で資産がどんどん減っていくとパニックに陥り、損切りをしてしまう方がとても多いですが、これが歴史的にみて一番損をする結果となるのです。
暴落の後は反対に暴騰も起きやすく、安易に手放してしまうとこの一瞬の暴騰のタイミングを逃してしまう可能性があります。
インデックス投資家ができることは、暴落時にこそ「長期投資」の基本に立ち返り、世界経済の成長を信じてホールド&積立の継続を行うことなんです。
わたしも投資を始めてすぐに「コロナショック」を経験していたので、今回のトランプショックでは大きく慌てることもなく、反対に積立を継続しました。

心構え2:10年以上の長期積立を前提に積立投資を行う
インデックス投資は市場の指標と連動しているので、短期間での資産形成には向いていません。
また、平均リターンが7%とか言われていますが、これは10年以上の長期で投資を行った場合の平均リターンなので、短期で見るとマイナスになる年もあります。
あくまで10年以上投資を行ったら7%程度のリターンに収斂していくので、短期的なイベントは全く気にする必要はありません。
そうは言っても暴落が発生すると資産額が気になってついつい証券口座の評価額を確認してしまうのですが、みても絶望するだけでメンタル的に全くよくありません。

インデックス投資は「長期的な世界経済(アメリカ経済など)の成長」に賭けていく投資手法なので、目線は最低10年で見ていきましょう。
なので、10年間は積立継続ができるようにあくまで頑張りすぎず、余剰資金を投下していくのが正しい投資方法になります。
インデックス投資について深く知るためには名著を読むことが一番です。
この本は膨大なデータや理論からインデックス投資を長期積立することが資産形成に有効であることが示されています。
投資系インフルエンサーがこぞって紹介していますが、それだけ説得力と破壊力がある一冊なのでおすすめします。
心構え3:暴落時も「JUST KEEP BUYING」
先にも触れましたが「暴落は友達」でむしろ安く買えるバーゲンセールなので、やるべきことは淡々と積立を継続することです。
でも、市場が不安定な時や暴落時は、こぞってSNSで「暴落煽り」が発生します。
- アメリカ経済は崩壊する
- インデックス投資は終わりだ
このような暴落煽りを見ると不安になってしまい、ついインデックス投資をやめてしまったり、目線が短期に戻されてしまいます。
このような暴落時の売却は一番大損する可能性が高いので、やることは積立の継続です。
わたしの経験上、暴落煽りが出るときこそ逆にチャンスなので、積立額を増やしてもいい位の空気感です。

この「JUST KEEP BUYING」は、この本を読んで確かなルールになりました。
こういう名著を読んでおくと理論的にも継続投資が正しいことがわかり、暴落時の安定にもつながるのでおすすめです。
わたしのインデックス投資積立状況
つづいて、わたしの「インデックス投資」への積立状況を公開していきます。
本当は公開なんてしたくないのですが、少しでも皆様の参考になればと思います。
わたしの毎月の積立額
- S&P500・・3.5万円
- SCGHD・・・2万円
- Zテック20・1万円
- FANG+・・・2.5万円
- 全世界株式・・1万円
合計10万円
このポートフォリオはどちらかというとハイリスクハイリターンに傾いているので皆様に決しておすすめはできません。
でも、家計の見直しと節約「主に固定費の見直し」により、無理なくできる積立額なので、長期間積立する覚悟で継続していきます。
FANG+やZテック20は、テック企業への集中投資になるので、ハイリターンな反面、リスクもものすごく高いです。

また、これらの積立による結果については、定期的に資産公開していけたらと思っていますので、大損するのか億り人になるのか楽しみにしておいてください。
わたしの令和7年4月時点での資産額については、こちらの記事で公開しています。
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40代凡人のわたしの資産額を公開します。(令和7年4月現在)
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まとめ
今回の記事をまとめます。
暴落は友達として付き合う理由
- 「暴落」は定期的に起きるので避けることはできない
- 歴史的に「暴落」は必ず回復している
- 「暴落時」にこそチャンスがある
インデックス投資の心構え
- 積立設定をしたら放置「ドルコスト平均法」
- 10年以上の長期積立が前提
- 暴落時も「JUST KEEP BUYING」
暴落は一度乗り越えると次からは結構友達として付き合えるようになりますよ。

それでは今回は以上です。