
中々、年始に決めた目標が達成できません。
目標=神頼みになっています。何かいい方法はないですか?

このような疑問に対して記事を書きました。
この記事を読んでわかること
- 「SMARTの法則」について
- 目標を紙に書くべき理由
皆様は、年始に1年の目標を立てられていますか?
わたしもずっと正月に1年の目標を立て続けています。
でも、何もできないまま1年が経過し、また正月に目標を立てて、、
ずっとこんな感じで繰り返していました。

目標は達成できないものか
でも、「効果的な目標の立て方」を知って、実際にやってみた結果、目標の達成率が格段に上がりました。
- ダイエット:半年で75kg→67kg
- 資産形成:5年で2,000万円達成
- ランニング:1km→6km
- 資格:5つ取得「簿記3級、簿記2級、FP3級、FP2級、宅建士」
- ボクシング:来年大会に出場予定
- ラテアート:1から始めて大会出場
今回は、わたしが実際にやってみて効果が抜群だった「コスパが高く効果的な目標の立て方」について紹介します。
この内容は、効果的な目標達成の3ステップの一部分です。
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(効果抜群でおすすめ)目標を達成するための3ステップ
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(リベシティ)参考動画
この記事の参考動画です。
とても本質的で分かり易く解説されているので、おすすめです。

こんな動画が無料で見られるいい時代です。
SMARTの法則は、他にも書籍や動画でたくさん解説されています。
ただ、中にはどうやって実行したらいいのか想像しにくいものもありました。
リベシティの解説動画は、実行しやすいレベルで解説されているので、今日からすぐに実行できる内容です。

実際に実行できるかどうかが最も大切ですよ。
(リベシティ流)コスパが高く効果的な目標の立て方
さっそくですが、(リベシティ流)コスパが高く効果的な目標の立て方は、大きく次の2つのルールがあります。
目標の立て方ルール
- 「SMARTの法則」に従う
- 目標を紙に書く

順番に見ていきましょう。
ルール1:「SMARTの法則」に従って目標を決める
まずは、「SMARTの法則」に従って目標を決めることが大切です。
SMARTの法則
- S:specific(具体的である)
- M:measurable(計測できる)
- A:agreed upon(同意している)
- R:realistic(現実的である)
- T:timely(期日が明確である)
この[SMARTの法則」に従って目標を立てるだけで、かなり目標の解像度が上がって達成度がぐんと上がります。
ただ、これだけではイメージできないと思いますので、一つ一つ具体的に見ていきましょう。
Specific「目標は具体的にする」
「SMARTの法則」1つ目の要素は「目標は具体的にすること」です。
目標は「具体的」にすることでより現実的に達成しやすくなります。
反対に「抽象的」だとふわっとして曖昧になってしまいます。
「抽象的な目標」の例です。
- お金持ちになりたい
- マンションに住みたい
- 美人とデートしたい
- 尊敬されたい
- 転職して年収を上げたい
- 会社で昇給したい
もちろん、目標がないよりはあったほうが断然いいのですが、これだと漠然としすぎていて「いつか目標が達成できたらいいなー」レベルで終わってしまいます。
このような抽象的な目標は、目的地が不明確で達成しにくいので、具体的にしていくことが大切です。
では次に、具体的に目標を設定するためのポイントです。
ココがポイント
目標に「固有名詞」を入れる
目標に「固有名詞」を入れるとこうなります。
- 「ウォーレンバフェット」のようなお金持ちになりたい
- 「西新宿」で「3LDKの戸建てマンション」に住みたい
- 「有村架純」と「ディズニーデート」したい
- 「フェラーリ」を乗り回して、「会社の後輩A」から羨望の眼差しを受けたい
- 「三菱商事」にハイクラス転職をして、年収をUPさせたい
- 会社の「⚪︎⚪︎プロジェクト」を成功させて「社長」に認められ昇給したい
このように一気に「視覚的」にイメージしやすくなりました。
目標は、「目で見て、手で触れられる」ことがポイントです。

個人的には、達成した姿がリアルにイメージできるまで解像度を上げるのがおすすめです。
繰り返しになりますが、目標には「固有名詞」を入れましょう。
Measurable「計測可能か」
「SMARTの法則」2つ目の要素は「計測可能な目標にすること」です。
計測不可能な目標だと、やはり抽象的な目標になってしまいます。
- 資格を取得したい
- ダイエットしたい
- お金持ちになりたい
- 年収を上げたい
- 新宿に戸建ての家を建てたい
- ボクシング大会に出場したい
このように願望の方向性はわかるのですが、計測不可能でいまいち具体性に欠けます。
次に、計測可能な目標にするためのポイントです。
ココがポイント
目標に「数字」を加える
目標に「数字を加える」だけで計測ができるようになります。
- 3ヶ月づつ勉強して、1年で2つの資格「簿記、宅建」を取得
- 1日3kmランニングして、65kgに痩せる
- 資産1億円になってお金持ちになる
- 年収1,000万円になる
- 新宿に坪単価10万円の土地を30坪取得して、3LDKの戸建て住宅を建てる
- 3月にあるボクシングの大会でライト級(62kg以下)で出場する
このように計測可能で具体的な目標になりました。

仕事のTODOリストを作る感覚に近いです。
ワクワク感は減りますが、その分解像度と達成度は上がります。
繰り返しになりますが、目標には「数字」を加えて計測できるようにしましょう。
agreed upon「目標に同意しているか」
「SMARTの法則」第3の要素は「目標に同意している」ことです。
たとえば「具体的で」「計測可能な」目標を決めたとします。
【目標】資産5,000万円でサイドFIREを達成するぞ!
そこで質問ですが、その目標は
- 本当に自分がしたいこと?
- 誰かに流されてない?
- 本当に自分が心の底からやりたいこと?
この質問に当てはまらない場合は、達成しにくい目標となります。
なぜなら本当は望んでいない目標だったりするからです。
この「自分が本当に達成したい目標かどうか」確認するためには2つの方法があります。
- 価値観マップを作る
- 「なぜ?」を3回繰り返す
確認方法1:価値観マップを作る
一つ目の価値観マップについては、面倒ですが自分自身の価値観を確認し、自分の望んだ目標を立てるために有効です。
詳しくはこちらの動画を確認してください。
確認方法2:「なぜ?」を3回繰り返す。
わたしのおすすめは、この目標に対して「なぜ?」と3回質問を繰り返し深堀することです。
たとえば、「お金持ちになりたい」という目標に「なぜ?」を繰り返します。
お金持ちになりたいです
↓(1回目)なんで?
人から羨ましがられたいからです
↓(2回目)なんで?
人から尊敬されると気持ちいいからです。
↓(3回目)なんで?
人から羨ましがられたり尊敬されることに心の底から幸せを感じるからです。
このように3回のなぜ?にスラスラ答えられると、あなたの目標への熱意は本物だということです。

もしかしたら、3回のなぜ?で深堀したら、本当に自分が望む願望に気がつけるかもしれませんよ
目標に対して「自分が本当に同意しているか確認」し、自分が心から同意(納得)している目標にしましょう。
realistic「現実的な目標か」
「SMARTの法則」4つ目の要素は「現実的な目標にする」ことです。
たとえばこのような目標は、現実的とは言えません。
- 資産1兆円にして、日本を牛耳る
- 100mをウサインボルトより早く走る
- 木星旅行に行く
- サイヤ人みたいに「舞空術」で空を飛び回る
このような目標は非現実的で、達成ができません。
現実的な目標の立て方は次のとおりです。
現実的な目標の例
- 高い確率で達成できる目標
- ちょっと無理すれば達成できる目標
- 他人からは夢物語に見える壮大な目標
どのレベルの目標を選択するのかは人それぞれですが
リベシティでおすすめされているのは「高い確率で達成できる目標」です。
理由は、人は「未達成」が重なると嫌で無気力になってしまうからです。
反対に、「小さな達成可能な目標」をたくさんクリアしていくことがおすすめです。
(目標)ランニングシューズを買う
↓(達成)
(目標)毎日5分ウォーキングする
↓(達成)
(目標)毎日10分ウォーキングする
↓(達成)
(目標)毎日5分ランニングする
↓(達成)
(目標)毎日3kmランニングする
↓(達成)
(目標)毎日5kmランニングする
↓(達成)
(大きな目標)マラソン大会に出場する
このように、「小さな目標」の達成が積み重なって「大きな目標」が達成できるようになっていきます。
コツは、「こんなの余裕で達成できるぜ」という目標をたくさん決めて、クリアしまくることです。
こうすることで
- 自分は目標達成できる
- もっと色んな目標にチャレンジしてみよう
このように、目標達成に対して、前向きでポジティブに向き合えるようになっていきます。
繰り返しになりますが、「目標は現実的な目標」にしましょう。
具体的には「達成可能な小さな目標」をたくさん積み重ねていくことがおすすめです。
Timely「期日は明確か」
『SMARTの法則」5つ目の要素は「期日を明確にする」ことです。
期日のない目標はただの文字(ファンタジー)で、期日を設けた目標は現実的な予定になります。
ただ、目標の期限を設ける際の注意点があります。
注意点
ひとは1年でできることを過大評価しすぎる
そして10年でできることを過小評価しすぎる
(by アメリカ名コーチ「アンソニー・ロビンズ」)
目標は、短期で詰め込み過ぎるとパンクして挫折してしまいます。
なので、目標を長期目線(5年〜10年)で達成していくことがおすすめなんです。
でも長期的な目標に向かって進むというのは、想像以上に忍耐がいる無理ゲーです。
長期的な目標を達成できるのは「強い意志、確固たる信念」がある人で、多くの人には難易度が高くなります。
そこで、そんな長期的な目標が難しい人の「目標期限設定の注意点」です。
- 目標の期限は、「最長で3ヶ月以内」にする
- 人は一年でできることを過大評価するので「詰め込みすぎない」
要するに「今一番興味がある目の前の目標をどんどんこなしていくこと」がおすすめです。
「すぐにできる小さな目標」をどんどん達成して目標達成体質になっていきましょう。
繰り返しになりますが、「目標は期限を明確に」しましょう。
そのうえで、長期的な目標設定が難しい人は
- 最長で3ヶ月以内にする
- 詰め込みすぎない
この2点を注意して期限を設定しましょう。
ルール2:目標を紙に書く
「SMARTの法則」で決めた目標は、紙に書くことを絶対におすすめします。
紙に書くことで達成できる可能性がぐんと高くなります。
理由は、目標を紙に書くことで
脳が目標達成に向けて働き出すからです。
我々の脳は、超高性能なコンピューターなのですが、高性能すぎてあまりに処理する情報が多過ぎるとパンクしてしまいます。
そこで、自分と関係のない情報は意識に上がらないようにフィルタリングしています。

このフィルターを「脳のRAS機能」といいます。
この脳という超優秀なコンピューターに、自分と関係のある情報だと認識させることができたら、脳はその情報を優先的に処理するために仕事を始めます。
この脳に対して「自分に対して関係のある情報だ」と認識させるために有効なのが「目標を紙に書くこと」なんです。
目標を紙に書くことで、脳に対して目標達成を指示することができます。
具体的なフロー
- 目標を紙に書く(脳に指示)
- 手や脳に刺激が生まれる
- 脳がその目標に関連する情報を収集するモードに入る
- 収集された情報が有効活用されると、ますます張り切って情報収集を続ける
- 行動が目標達成に向けて最適化されていく

脳を自分の部下だと思えばイメージしやすくなりますよ。
そして、この紙に書くためのポイントが2つあります。
- 目標は目に見える場所におく
- 毎日「定期的」に目標を見返す
脳「部下」は、一度目標達成を指示されても、成果がでないまま時間が経ったり、定期的な進捗確認がなければ、目標達成に対して省エネモードに入ってしまいます。
実際に、忙しく仕事をしていて、上司からの指示を忘れていたことはあるあるではないでしょうか。
この目標忘れを防ぐためには、こんな方法が有効です。
- 手帳に書いておく
- クリアファイルに入れて持ち歩く
- 部屋に掲示しておく
- 携帯の待ち受けにする
こうすることで、目標は常に目に見える場所において定期的に見返すことで、脳「部下」に目標を認識させ続けることができます。

わたしも手帳に目標を書いて、定期的に確認するようにしています。
目標が達成できない理由は
- 目標が現実的でない
- 目標を詰め込みすぎた
- 目標を忘れてしまった
この理由が大半をしめます。
そう、脳は忙しい日常の中で、優先順位が低いことはどんどん消去していくのです。
忘れ去られ消去された目標は当然達成できません。
そこで「目標を見える化して常に確認できる」ことで、脳をフル活用することができます。
亮学長の体感レベルでざっくりレベルをつけると、こんなに差があるそうです。
- 「SMARTの法則」を満たさない目標:大体達成できない「Cランク」
- 「SMARTの法則」を満たした目標:3割位は達成できる「Bランク」
- 「SMARTの法則」を満たした目標を紙に書く:5割位達成できる「Aランク」

目標を紙に書いて可視化するだけで効果が上がるならやらない手はないですよね。
お金も一切かからないですし。
だから、目標を決めたら「紙に書いて常に見えるように」しましょう。
まとめ
今回の記事をまとめます。
コスパが高くて効果的な目標の立て方は、次のとおりです。
- 「SMARTの法則」に従って目標を立てる
- 目標を紙に書く
SMARTの法則
- S:specific(具体的である)→目標に固有名詞を入れる
- M:measurable(計測できる)→目標に数字を入れる
- A:agreed upon(同意している)→目標を3回深堀してみる
- R:realistic(現実的である)→楽勝で達成できる目標をたくさん達成
- T:timely(期日が明確である)→おすすめは3ヶ月以内に達成できる目標
目標を紙に書く
目標は紙に書くだけで、脳に優先的に処理するように指示を与えることができます。
目標を紙に書くときのポイント
- 目標は常に見える状態にしておく
- 定期的に見返す
これだけで、あなたの脳は目標に対して超働き者になってぐんぐん目標達成に向けて働いてくれます。
そして目標は夢物語「ファンタジー」から、達成可能な現実問題として達成していくことができます。
亮学長の体感レベルでの目標のランク付け
- 「SMARTの法則」を満たさない目標:大体達成できない「Cランク」
- 「SMARTの法則」を満たした目標:3割位は達成できる「Bランク」
- 「SMARTの法則」を満たした目標を紙に書く:5割位達成できる「Aランク」
たったこれだけで、目標の達成率が爆上がりするので、やらない手はないと思いませんか?
わたしは、この「効果的な目標の立て方」を実際にやってみた結果、目標の達成率が格段に上がりました。
- ダイエット:半年で75kg→67kg
- 資産形成:5年で2,000万円達成
- ランニング:1km→6km
- 資格:5つ取得「簿記3級、簿記2級、FP3級、FP2級、宅建士」
- ボクシング:来年大会に出場予定
- ラテアート:1から始めて大会に出場中
目標は本当に達成できだすと楽しくて仕方なくなります。
あなたもぜひ、わたしと一緒にワクワクしながら目標を達成しまくりましょう。
この他にも、効果的に目標を達成していくための方法は、こちらの記事でまとめています。
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